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《ネタバレ》 ある有名は俳優が何かのインタビューに答えていたのを思い出しました。「精神的に障害の有る人物を演じるのはさほど難しい事では無い、彼らの人物像には有る一定の特徴が有り、それを前面に押し出して演じれば、誰でも名演技に映るもの」確かにそうかもしれない、例えば、“フォレストガンプ”のトム・ハンクスや“17歳のカルテ”のアンジョリーナ・ジョリーはアカデミー賞に輝いているし、“アイアムサム”のショーン・ペン、“レナードの朝”のロバート・デニーロ、“ビューティフルマインド”のラッセル・クロウ等も精神障害者を演じてノミネートされている。彼らは確かに名優では有るが役どころに恵まれた部分もあると思う。この映画のダスティン・ホフマンも同様であり、確かに演技は上手いと思うが、この映画の核となったのは、トム・クルーズ演じるチャーリーではないかと思う。確かに役どころは、金目的の狡賢い青年だが兄に対する思いへの移り変わりを見事に演じていると思う。儲けさせてもらったからとか、金になるからとかの理由が有ったとしても、最後に兄を送り出すときのチャーリーは、血の繋がった家族がこの世に存在していると言う安らぎ感が漂っていた。
【みんてん】さん 9点(2005-01-16 14:44:15)(良:2票)
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