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テレビ版の感想の中で、この国を裏側で牛耳っているやつらへの対抗手段としてのニートということを書きましたが、主人公の最後の行動は、そこで書いた内容と、方向性としては同じように感じました。
これが公開されていた当時は、世代間格差みたいなものが若い世代の不満の象徴だったのかも知れませんが、そこからさらに時間が経って、ほんの一握りの強者と大多数の弱者、その差をさらに助長しているア○ノミクス(自○党)という構図が鮮明になってきている中で、我々が本当にしないといけないことは、この一握りの強者を打倒・駆逐することなのだと思いますが、まさか戦後の財閥解体みたいなことをやるわけにもいかないですし。。。 長い目で見た現実的な手段というのは、この国というかこの世界の「お金」に対する依存度を下げていくこと、一個人や団体が手にできたり動かしたりできる金額が完全に常軌を逸してしまっている仕組みにメスを入れることなんじゃないかと思っています。 「必死になってお金を稼がなければならない」、「競争に勝ち抜いていくシステムこそが、世の中の活力であり、進化の源泉である」といった妄想から少しでも早く解放されることが、この次の人類の進化なのではないでしょうか。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-06-06 01:22:01)
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