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クライマックスのボルテージがそれほど高いわけではありませんが、映画としてしっかりと纏まっていたという印象です。吹き替えの影響もあると思いますが、ジムキャリーは良かったと思います。
一番根底には、「表現や言論、信仰の自由」があるのだと思いますが、題材となっていた「資本主義を脅かす共産主義」という発想が蔓延っていた時代から見たら、今アメリカの大統領選で格差是正を唱えて番狂わせを起こしつつある候補はどう見えるのでしょうか。格差拡大に拍車をかけてきた資本主義のつけが色々な形で表に出てきて、世界中の人々がそれに気づき始めている、という流れの一端が、こういう所に現れてきているように思えます。個人的にはこの流れは応援したいし、問題を抱えつつもアメリカは進歩しようとしている印象を受けます。翻って、今の日本の政権はなんか怪しい感じ。なんか中国共産党のような雰囲気が出始めている。そのうちこんな話もできなくなるのではと心配になります。日本人も目を覚ます時が来ているのではないでしょうか。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-02-11 12:02:48)(良:1票)
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