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あるいは裏切りという名の犬 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 あるいは裏切りという名の犬
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2006-12-16
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,刑事もの,実話もの
レビュー情報
こういうフランス映画を久々に見た気がする。男臭くて、スタイリッシュ。ジャン・ギャバンやアラン・ドロンの時代のフレンチ・ノワールを彷彿とさせます。そして2004年に主役を張るのは今のフランスが誇る名優、オートゥイユとドパルデュー。

音楽や演技のトーンも抑え気味で地味に撮られていますが、ピーンと張り詰めたような空気を作り出す2人の名優の渋すぎるほどの演技の真剣勝負が堪能できます。

派手な銃撃戦やカーアクションは最小限度にとどめられ、明るさが微塵も無い、暗い世界観を抑え気味のトーンで淡々と見せる。作品によっては非常に長く感じるタイプの映画だと思うし、こういう作風は苦手なんですが、長さを感じさせない。見応えがある人間ドラマに仕上がっています。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 22:11:19)
その他情報
作品のレビュー数 50件
作品の平均点 6.90点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.20
このレビューの偏差値 50.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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