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リリィ、はちみつ色の秘密 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リリィ、はちみつ色の秘密
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2009-03-20
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 時は1964年。アメリカで公民権法が制定された頃。リリィという14歳の少女が母親の死に責任を感じ、父ともうまくいかず、自分の中で両親から愛されていたのかという疑問が膨らみ、姉のように仲が良かった黒人の家政婦と家を飛び出し、「愛」について学び成長していく過程が優しく描かれた佳作。そんな多感な思春期の女の子を演じた天才子役、ダコタの爽やかな好演が印象に残ります。また、彼女と家政婦が家を飛び出し駆け込んだ黒人の3姉妹が営む養蜂場。この3姉妹が個性豊かで素晴らしかった。母のように優しく大らかで姉御肌の長女オーガスト、気が強く自立心が強い次女ジューン、繊細で傷つきやすい三女メイ(名前の付け方が渡る世間は鬼ばかり風でちょっと可笑しかったです)や養蜂場で働く黒人の青年男性とリリィとの関係を通して公民権法が制定されたとはいえまだまだ地位の低かった黒人の自立、女性の自立、そして少女の自立が優しく爽やかに描かれ、登場人物が皆本当に魅力的な映画でした。
とらやさん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-03 11:39:47)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
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416.25%
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6637.50%
7425.00%
816.25%
9318.75%
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作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 56.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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