タイトル名	泥棒成金
製作国	米
上映時間	106分
劇場公開日	1955-10-18
ジャンル	サスペンス,コメディ,犯罪もの,ミステリー,ロマンス,小説の映画化

南仏の保養地を舞台にした、ヒッチコック作品の中ではハラハラ感が無くコメディタッチで撮られた作品です。ヒッチコックのこうした作品としては「ハリーの災難」が思い浮かびますが、死体で遊んでしまうブラックユーモアにあふれた「ハリーの災難」と比較すると、本作は猫の正体は誰だ！？というミステリ、警察の攻防のサスペンス、ロマンスと色んな要素がありますが、あまり面白味を感じられませんでした。ただ、「ハリーの災難」同様に風景の綺麗な映画です。また、ケイリー・グラントの胡散臭さを漂わせつつ品を感じさせる演技は流石にうまいし、グレース・ケリーのお美しさは言うまでもありません。特に花火の夜のシーン、白いドレスのグレースは本当に綺麗でした。

作品のレビュー数	62件
作品の平均点	5.56点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.61％ 2 0 0.00％ 3 3 4.84％ 4 10 16.13％ 5 17 27.42％ 6 19 30.65％ 7 4 6.45％ 8 5 8.06％ 9 2 3.23％ 10 1 1.61％
作品の標準偏差	1.58
このレビューの偏差値	51.74 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値