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黄色い星の子供たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黄色い星の子供たち
製作国仏,独,ハンガリー
上映時間125分
劇場公開日 2011-07-23
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 史実に基づくこの題材のヨーロッパ映画だけに見る前から覚悟はしていましたが、重い映画でした。しかし、いい映画でした。見てよかったと思います。

妥協せず歴史を伝えようという意思が感じられる厳しい演出だったと思います。それは本来は市民を守るべき存在である筈のフランス警察の描写ついても。少しずつ顔や服が汚れていき、やつれていく。列車に乗せられ、二度と戻ってこなかった人々を演じた全ての俳優、子どもたちが素晴らしい演技でした。そして以前から綺麗な女優さんだと思っていましたが、メラニー・ロラン、いい女優さんだと思いました。

フランス国内では全ての人が知っているのであろう、ナチス占領下の仏国内で1942年に行われた1万人以上に上るユダヤ人の一斉検挙。そのほとんどが生還できなかったという。僕は本作を通してこの史実を知り、記憶に刻み込まれることになった。これも映画の持つ大きなチカラなんだと思う。
とらやさん [映画館(字幕)] 9点(2011-09-08 18:28:17)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.03
このレビューの偏差値 63.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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