Menu
 > 作品
 > ハ行
 > 母と暮せば
 > とらやさんのレビュー
母と暮せば のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 母と暮せば
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2015-12-12
ジャンルドラマ,ファンタジー,戦争もの
レビュー情報
僕は本作を終始息子の立場から鑑賞していました。
愛する人を残してこの世を去った無念。
1人残された母を心配しながらもまだまだ母の傍にいたい思い。
様々な感情が入り混じる息子の思いを二宮和也が好演しています。
劇場には吉永小百合さん演じる母親と同年代、
あるいは年上の女性の方も沢山見に来ておられました。
息子を失った癒えることの無い悲しみ。
終盤には劇場の至るところから鼻をすする音が聞こえていました。
きっと皆さん、母親の立場から本作を見ておられたのでしょう。
ラストで吉永小百合と二宮和也の母子の姿が消えていく。
戦後長い年月が経過し、戦争の記憶も少しずつ薄れていく。
本作は松竹の120周年記念作品ということですが、昨年は戦後70周年の節目の年でもありました。
このタイミングでの本作。作品に込められた戦争で亡くなられた方々への鎮魂の思い。
エンドロールの合唱には、山田監督のそんな思いを特に強く感じました。
とらやさん [映画館(邦画)] 7点(2016-01-08 23:14:17)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 5.31点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2215.38%
300.00%
417.69%
5215.38%
6538.46%
7323.08%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 56.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
母と暮せばのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS