Menu
 > 作品
 > サ行
 > さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
 > とらやさんのレビュー
さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
製作国
上映時間130分
劇場公開日 1981-08-01
ジャンルドラマ,SF,アドベンチャー,アニメ,シリーズもの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
時代的に「スター・ウォーズ」の影響を受けた?のかどうかは分かりませんが、そんな登場人物に世界観。
その一方で冒頭、廃墟と化した地球でレジスタンスとなって機械と戦う人間。
これは後の「ターミネーター」に影響を与えた?のかどうかは分かりませんが、
999を全く知らない人に、これは「ターミネーター」のアニメ版だ、
ちょっとまだ若いけど鉄郎をジョン・コナーだと教えても信じてもらえそうな世界観。
しかし鉄郎に未来を託し死んでいく、この冒頭の地球の登場人物たちの描写がいい。
特に年老いたレジスタンス。ギリギリの所で999を元の軌道に戻す。
その時の鉄郎の表情と、鉄道マンらしく老レジスタンスに敬礼する車掌の姿、
そして老レジスタンスの鉄郎への最後の表情と言葉が泣かせる。
この冒頭の地球から終盤に至るまで、前作よりもかなりドンパチの要素が強調され、
その分終着駅に辿り着くまで、星から星を旅するという999のロードムービー的な面白味が薄れてしまっているのは残念。
前作よりアクションもこなし、色々と頑張っている車掌さんの存在感が増しているのが何だか微笑ましかったりもします。
しかし前作のラストを飾った躍動感に溢れたゴダイゴのテーマ曲と比較すると本作のラストの”SAYONARA”は淋しげ。
メーテルの姿や、前作からの鉄郎の記憶がセピア色となって蘇るエンドロールもまた、その曲と相まって前作とは全く違った余韻を残します。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 22:07:18)
その他情報
作品のレビュー数 61件
作品の平均点 5.72点
作品の点数分布
011.64%
111.64%
246.56%
3914.75%
469.84%
569.84%
6711.48%
7914.75%
81118.03%
946.56%
1034.92%
作品の標準偏差 2.46
このレビューの偏差値 52.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS