Menu
 > 作品
 > ミ行
 > ミセス・ハリス、パリへ行く
 > とらやさんのレビュー
ミセス・ハリス、パリへ行く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ミセス・ハリス、パリへ行く
製作国英,ハンガリー,カナダ,仏,ベルギー
上映時間116分
劇場公開日 2022-11-18
ジャンルドラマ,コメディ,小説の映画化
レビュー情報
時は1950年代。戦争で愛する夫を亡くした家政婦、ミセス・ハリスが一念発起、
必死に働いて貯めた500ポンドを手に(にしては割とトントン拍子でお金が貯まっていきますが)
ロンドンからパリへ、ディオールのドレスをお買い物に行くというお話。
しかしディオールの発表会に来たミセス・ハリスを露骨に見下す支配人や、セレブの上お得意様たち。
それとは対照的な、ディオール本店の会計係の男、案内係の女性にモデルたちや実際にドレスを作る職人たち。
彼らもまた、1つ間違えば解雇になることもあり、それぞれに葛藤を抱えながら働く人々。
普段はまず自分たちの職場で見かけることの無い、必死に働いて貯めた500ポンドを手にやって来たミセス・ハリスに共感を覚える。
序盤からのディオール本店の人間模様と、彼らとミセス・ハリスとの絡ませ方が実にいい。
大人のおとぎ話的な作風とストーリーの中にうまく現実世界の話を織り交ぜた素敵な映画でした。
そんなミセス・ハリスを魅力いっぱいに演じてみせたレスリー・マンヴィル。
まだまだ色んな映画で色んな表情を見せて欲しい女優さんです。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2025-07-16 18:17:16)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
83100.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.00
ミセス・ハリス、パリへ行くのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS