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勝利の朝 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 勝利の朝
製作国
上映時間74分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
アカデミー主演女優賞4度受賞のキャサリン・ヘプバーンの初受賞作品です。まだ若きキャサリンの瑞々しく素晴らしい演技、特にパーティの席上で酒に酔った勢いで演じた”ロミオとジュリエット”、そしてラストシーンの演技には感動しました。

原題”morning glory”とは夜明けに美しく輝き、日が昇りきる頃にはしぼんでしまう花、朝顔のこと。つまりラストでヘッジスが語るように、新人女優が一瞬の輝きを放つことはあっても、その輝きを保ち続け、日が昇った後も咲き誇り続けることができるはほんの一握りにすぎないことを意味しています。

作品としてはキャサリンの存在があればこそという映画ですが、現実でもキャサリンは本作でオスカー初受賞以降、日が昇った後も輝き続け、80年代まで第一線でその卓越した演技力で輝き続けました。80分にも満たない小品ですが、そんな彼女のまだ若い頃の夜明けの輝きで終わらなかった魅力を味わえる作品です。
とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-25 01:31:53)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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