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大いなる幻影(1937) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 大いなる幻影(1937)
製作国
上映時間114分
劇場公開日 1949-05-21
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 国家も国境も(「自然の中には国境なんて存在しない。所詮人間が作ったものだ」という二人の台詞に語られるラストシーンでの国境の見せ方が見事です)階級も戦争も、戦争の真っ只中に敵国の女を愛し戦争が終わったら戻ってくるというマレシャルの最後の台詞に象徴される平和を尊ぶ精神も「大いなる幻影」とは観る者に様々な解釈を促す非常に奥が深い見事なタイトルだと思います。敵味方を越えた友情や収容所の温かな人間描写、そこに起こる悲劇、脱走後に匿ってくれた女性との交流などを通してこの作品が発する反戦の精神、そんな重いテーマながらも随所に見られるその喜劇精神も素晴らしい戦争と人間を描いた大傑作です。
とらやさん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-12 16:06:12)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.68点
作品の点数分布
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312.44%
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649.76%
7921.95%
8717.07%
9614.63%
10921.95%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 57.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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