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鉄道員(1956) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鉄道員(1956)
製作国
上映時間115分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ファミリー,クリスマスもの
レビュー情報
既に大人になった姉、兄とは随分年が離れた幼い末っ子の少年の目線で見つめた、どこにでもありそうな家族の崩壊と再生の物語。よくある設定のホームドラマではありますが、その人物描写が素晴らしいです。

家族の心が離れ離れになっていく前半から中盤、重い雰囲気も漂いますが、微笑ましさやユーモアを感じさせる末っ子の言動、父、そして優しい母や姉と末っ子との触れ合い、鉄道員の父の仕事仲間であり親友の独身男の存在や行きつけの酒場の常連客達の生き生きとした描写が心を和ませてくれます。

僕はイタリアの庶民やその家族の物語を描いたドラマが好きなのですが、それは人生には辛い時期もありますが、そんな中に派手さは無いですがイタリア映画が見せてくれる人間臭さや可笑しさやあたたかさがとても好きなんです。ですが何故か本作はずっと見落としていた作品でした。それを映画館で見る事が出来た。ありがとう、午前十時の映画祭。
とらやさん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-29 15:13:02)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 46件
作品の平均点 7.78点
作品の点数分布
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412.17%
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6613.04%
7919.57%
81634.78%
9817.39%
10510.87%
作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 51.19
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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