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白い馬(1952) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白い馬(1952)
製作国
上映時間40分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,動物もの,ショート(短編映画)
レビュー情報
《ネタバレ》 野生の白い馬と純粋な少年の温かな友情物語を見ているようでもあり、白い馬と狡賢い大人を描いた冷たいドキュメンタリーを見ているような感覚でもありました。

自分を捕えようとする狡賢い大人には一切心を開かない白い馬が、ただ友達になりたいだけである純粋な少年には心を開いた。人間同士でも、人間と動物にも、やはり通い合う心があるということなのでしょう。

このような関係性は同じラモリス監督作品「赤い風船」と共通するものを感じます。それだけに、大人から追われる終盤の展開は、その躍動感に圧倒されながらも悲しき結末を予感しながら見ていましたが・・・。

「白い馬は友を、人間と馬が仲良く暮らせる土地へと連れて行った」という最後のナレーションが悲しいですね。人間と自然、野生が仲良く共生できる世界を願わずにいられませんでした。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-22 19:15:44)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 53.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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