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いつものようにジバンシーを華麗に着こなしている訳でもなく、笑顔も少なく、お化粧も地味に見えます。しかし、本作のオードリーは本当に美しい。身も心もシスター・ルークになり切っていたかのようです。特にコンゴで患者のため献身的に働く彼女の姿が印象的ですが、終始信仰と自身の本当の思いとの間で心が揺れ動き自問自答し悩み続けます。作品としては非常に長く感じられましたが、そんな心の内を演じるオードリーの演技が素晴らしいです。オードリー自身の生涯を振り返ると、彼女自身の青春時代の戦争体験があり、晩年には女優を引退しユニセフ親善大使となり内戦状態にあったアフリカの国々を訪れました。そんなオードリーの生涯と重なる部分が非常に印象に残ります。
【とらや】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-03-13 20:15:06)
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