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突き詰めて考えれば、映画にとって最大の見せ場は殺戮なのであるから、老若男女斬って斬って斬りまくる、全編これ殺戮の嵐であるこの映画は、究極の映画である、ともいえる。まさにアナーキズム。でも、全然面白くない。まったくカタルシスがない。映画を作る者誰もが、登場人物をすべて殺す映画を夢想したことがあると思う。でもやった人はいない。面白くないからだ。映画に込められたメッセージの重要さに基づいて映画の価値を判断するつもりは毛頭ないから、ぼくはこの映画をクソ映画とみなす。
【キャプテン・セントルイス】さん 2点(2004-09-13 00:33:35)(良:2票)
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