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原作者のアーサー・C・クラークはハイアムズから本作の脚本の共同執筆を打診されますが、「2001年宇宙の旅」で命を縮める思いをしていたため、これを断ります。このためクラーク監修のもと、ハイアムズが脚本を書き起こしました。本作(映画)では、国家間の戦争と平和が大きなテーマとなっています。しかし、それをメインに置くあまり、宇宙、生命、未知への好奇心が伝わりにくくなっています。前作やクラークが描く「2001年宇宙の旅」シリーズ4作の魅力は、われわれがまだ目にしたことのない宇宙、テクノロジーの執拗な描写にありました。フロイトのナレーションが過剰で、シーケンスを減らすために無理矢理入れている印象を強く受ける点も、「2001年宇宙の旅」のファンから本作がなかなか受け入れられない理由であるように思います。
【DONGYAOS】さん 6点(2004-06-23 12:31:49)
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