Menu
 > 作品
 > ハ行
 > 花と蛇 (2003)
 > DONGYAOSさんのレビュー
花と蛇 (2003) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 花と蛇 (2003)
製作国
上映時間115分
劇場公開日 2004-03-13
ジャンルドラマ,シリーズもの,ロマンス,エロティック
レビュー情報
原作は、団鬼六のSM小説。「花と蛇」は過去5回映画化されているのですが、どれもオリジナル要素が強く、原作に忠実とは言いがたいようです。しかし、昭和49年の作品(監督・小沼勝、主演・谷ナオミ)がヒットし、本作のタイトルを有名にしました。2003年公開の本作は、監督・石井隆、主演・杉本彩。本作は、世界的なタンゴ・ダンサーの静子(杉本彩)を巡るストーリーがあるものの、それをあえて無視し、元アイドルの杉本彩そのものに焦点を当てています。それが本作のエネルギーであり、同時に大きな欠点であろうと思います。石井隆は杉本彩の演技や陵辱には関心がなく、彼女の肉体にのみ迫ろうとしています。杉本彩を必要以上に辱めることがないよう、気を使っている様子すらあり、本格的なSM映画を期待していると、肩すかしを食らいます。しかし、緊縛、針、蝋燭、刺青といったイベントを美しく見せているため、SMのカタログ的な役割は果たせるだろうと思います。
DONGYAOSさん 5点(2004-07-18 07:40:33)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 4.77点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3215.38%
4430.77%
5323.08%
6323.08%
717.69%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 51.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
花と蛇 (2003)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS