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《ネタバレ》 各種あるゾンビものは大好きですが、後追いなので皆さんほど想い入れはなく、ひとつのカテゴリーとして観ています。ま、エイリアン的な感じでしょうか。ただ、これはゾンビLivingDeadという確固たる黄金のカテゴリーを確立し多くのフォロワーを排出したオリジナルのロメロ監督作品ということで楽しみに観ました。子供の頃は怖かったですからね~。やはり、オリジナルのゾンビは走らない!ってことですかね。ゾンビはズルズルと唸り、肉を貪ってないとね。しかし結果的に、どうも最近のゾンビ映画やスプラッタに慣れてしまった僕としては、少々の贔屓がないと難しい内容でした。スピード感や恐怖感、絶望感が感じられなかった。今作品はそれを勝負どころとしていないってことですね。円熟した大人向けのゾンビ映画って感じですね。しかし、ゾンビが進化し、学習し、仲間意識、連帯感なども所有し逆に人間と同等レベルになってしまうとチト面白くなくなってしまうかも。これはエイリアンも同じですが。あくまでもLivingDeadであって欲しい。それだけにゾンビを応援できる気がします。武器を持って生き延びようとする人間を変わらないパターンで襲うことが良い点ではないかと。ゾンビが武器を持ったり道具を使いこなしたりしたら、2001年宇宙の旅の猿と同じになってしまう気がして。ゾンビと人間の立場が逆転していて、猿の惑星みたく人間が食肉用に飼われている、というのも面白い設定でしょうが・・。
ジョン・レグイザモ、デニス・ホッパーの起用に感動しました。レグイザモがチンピラやるとハマるな~。映画が引き締まる!「ゾンビになるのも悪くない」カッコ良すぎ。ホッパーの「え?今殺したハズけどっ!?」・・cool?しかし、巨匠の作品にしてはレビューが少ないのが気になりますね・・。 【★ピカリン★】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-25 22:48:24)
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