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必死で内容に付いて行こうとすれば行くだけ「しょせん僕は日本人なんだ」と思わされました。悔しいですが、その辺で点が上がらなかったところです。イスラエルやアラブ諸国やPLO、ユダヤ人やパレスチナ人やアラブ人達の血で血を洗う宗教的、民族的な歴史をDNAレベルで刷り込まれ、教育され、テロで子供の頃から目の前で肉親や親友が殺され、血のニオイ、火薬のニオイを嗅いで育ってきた人々の暗くて深い背景や思いなんか、しょせん日本人にはワカラナイですよ。メディアや机上で知ってる”ふり”じゃ実の体験としてワカラナイですよ。スピルバーグは映画化に際しては、おそらく興業的に成功するとは思ってなかったでしょうね。ユダヤ系アメリカ人だから自分のアイデンティティに対する思いからなのではないでしょうか・・。実話を映画として記録しておく、ということで「シンドラーのリスト」とダブりました。比較的無名な役者を使うととても面白いですね、スピルバーグの映画は。
【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-07 23:04:30)
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