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学生時代に読んだ原作の衝撃から待つことン十年いよいよ待ちに待った映画化で「これはどんなすごいことになってるのかな?」と楽しみしていたのですが、確かにスゴイことにはなっていました。フルCGでのアニメってFFでの失敗を踏まえた上での選択なんでしょうか?個人的には失敗の上塗りをしただけのような気がします。硬質な感じや歪みの無い描写はメカ部分には有効だと思うのですが、どんなことをしても人物や布の質感には無理があるでしょう。原作ではデュナンの肉感などにハァハァしたりしましたけど、あのマネキンみたいなデュナンにはまったく色気を感じませんでしたし、他のキャラクターにも息づかいを感じられませんでした。全体的に乾いた画面づくりが士郎正宗の世界観とは乖離していたので違和感を感じました。まだ人物が手描きなら雰囲気はちがってたと思います。
【SWORD】さん 4点(2005-01-23 16:30:26)
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