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インサイド・マン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 インサイド・マン
製作国
上映時間129分
劇場公開日 2006-06-10
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 銀行強盗の手法のアイデアとしては、いままでになかったオリジナリティーを評価できる。で、監督がスパイク・リーなので、ついつい裏の意図まで読んでしまうのだけど、結局、だれがインサイドなのだろうか?もちろん銀行の中の強盗たちもそうだけど、ほかならぬすべての登場人間が、金銭で動く社会のインサイドにいて、そのなかで役割を演じるしかないということを言っているのではないだろうか。最後にデンゼル・ワシントンが昇進したのは、かれが取引を受け入れたのではないとおもう。たとえ銀行の会長がナチとつるんでいたとしても、その銀行を行政としてつぶすわけにいかないから結局だれもその会長を裁けないという事情による。それが今のアメリカの現状であるということを、リー監督は言っているような気がして、その辺の風刺の効き具合も考慮して6点献上。絶対外せない名作ではないけど、見たら結構楽しめる映画だと思う。
wunderlichさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 09:29:00)
その他情報
作品のレビュー数 129件
作品の平均点 5.71点
作品の点数分布
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210.78%
343.10%
42116.28%
52620.16%
64131.78%
72720.93%
886.20%
900.00%
1010.78%
作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 51.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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