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夕凪の街 桜の国 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夕凪の街 桜の国
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2007-07-28
ジャンルドラマ,戦争もの,漫画の映画化
レビュー情報
映画としての完成度は低いけれど、素材が文句なしによい。麻生久美子のセリフ「私らは、一度死んでしまえばいいと思われたのにも関わらず、生き残っている。それでええんやろか。」っが心に突き刺さった。「戦争は悲惨だとか、ひどいからやめよう」という言い方では、戦争の是非(=大義名分の正当性)をめぐっての論争になってしまう。この映画は、いままで人間たちが戦争についてあーだこーだ言ってきた言葉のなかに、決定的に欠けていたこと=戦う相手から僕らは死んでしまってもいいものと思われているという点を気づかせてくれたことで、一見の価値があると思われるが、端的にいってしまえば、原作の漫画を読めばそれで十分という気がするのも事実。
wunderlichさん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-06 08:58:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
012.13%
100.00%
200.00%
324.26%
424.26%
51021.28%
61225.53%
7714.89%
8612.77%
9612.77%
1012.13%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 49.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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