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スルース(2007) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スルース(2007)
製作国
上映時間89分
劇場公開日 2008-03-08
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,リメイク,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
余分な説明を一切せずに突っ切る展開力、限られた空間と必要最低限の人物描写。どれも洗練されていて、典型的なハリウッド映画を予想してみた僕は衝撃を受けた。骨太なサスペンスを味わえる佳作である。それにしても、人間はなぜだまされると、恥ずかしくなるのだろうか。だまされたがゆえに、自分の素の姿をさらけ出してしまう。だからこそ、だまされると恥ずかしくなる。そういう説明は一見わかりやすい。でもそうであれば、だまされる前は、自分の素でない姿を相手に見せていることになる。素でない姿を見せるということは、広い意味での「だます」ことに他ならないのではないか。ならば、人間の大半の営みは「だます」ことに尽きているといってもいいだろう。ジュード・ロウのすばらしい演技、小説家のみごとな豪邸のセット、カット割りまでよくできた監視カメラなど、みどころの多い作品だった。
wunderlichさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-09 23:24:59)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 6.09点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
326.25%
439.38%
5515.62%
6721.88%
71031.25%
8515.62%
900.00%
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作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 59.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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