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妖星ゴラス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妖星ゴラス
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1962-03-21
ジャンルSF,パニックもの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 1962年の映画。まだアポロ11号も月に行ってはいない。だから野暮なツッコミはナシなのです。特撮場面が現代のCGによるそれよりもリアルさでは比較にならないのも当たり前。だけどミニチュアによるシーンには芸術的にすら思える美しさがありました。演出と演技もそのオーバーアクトさがビンテージ感すら感じて、個人的には味わい深かったです。でも政治家とマスコミの描写に時代差を全然感じなかったのは…それが普遍的なものだからなのか、それとも進歩していないからなのか…。

あと、俺が「アッ!」と思ったのは宇宙から地球を見る視点での【光る南極】の場面と、南極上空を戦闘機(ジェットビートル)が飛ぶシーンで背景に立ち並ぶピンク色の光の筋。ものすごい【エヴァ感】を感じてちょっと興奮しました(笑)。それと土星の輪がゴラスに吸い込まれていく場面はSFゴコロを刺激されて良かったです。

予備知識が無くて逆に良かったのが、後半で唐突に表れる巨大生物マグマのシーン。結構ビックリしました(笑)。取ってつけたような怪獣登場はオトナの事情だったのでしょうねぇ。そして人類の生き残りのために容赦なくブチ殺される…合掌。

しかし…地球にこの技術があったのならば、『ウルトラセブン』で地球に衝突しそうだったペガッサシティも生き残れたのに…と思うのでありました。
幻覚@蛇プニョさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-14 01:58:17)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 38件
作品の平均点 6.66点
作品の点数分布
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200.00%
312.63%
425.26%
5615.79%
6718.42%
71128.95%
8821.05%
912.63%
1025.26%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 51.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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