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007/カジノ・ロワイヤル(2006) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
製作国米,英,チェコ,独
上映時間144分
劇場公開日 2006-12-01
ジャンルアクション,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,犯罪もの,ロマンス,小説の映画化,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 「007ビギニング」といってもよい内容。それだけにこれまでの「お約束」に縛られることなく作られた感がある。ここ数年の「007」シリーズの路線には正直飽きていたところだっただけに、新鮮で良かった。スパイ映画らしい出だしには「00」が殺しのライセンスであることを思い出させる効果があったし、それに続くオープニングタイトルと音楽もセンスが良く、新しい「007」への期待感を高めている。無骨な顔のダニエル・クレイグはこれまでのニヤついたボンド像を打ち壊し、「英国諜報部にはこんな奴いそう」と思わせるリアリティーを醸し出した点で評価できる。とにかく良く走るスパイという意味では「Mi3」のトム・クルーズばりではある(笑)。アクションは(スタントを多用しているのだろうが)全編通して見ごたえ十分。ボンドとヴェスパーの愛情劇も、それに絡むドンデン返しも良く練られているが、少し説明不足の感が否めない。もう一度見返せば良いのかも知れないが…。いずれにせよ、本作は長さを感じさせず、映画の魅力てんこ盛りの力作であることは間違いない。
田吾作さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-10 10:50:27)
その他情報
作品のレビュー数 207件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
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210.48%
320.97%
452.42%
5209.66%
63215.46%
75627.05%
86229.95%
9209.66%
1094.35%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 54.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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