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アンストッパブル(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アンストッパブル(2010)
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2011-01-07
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,パニックもの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 事実をベースにしているとのことだが、実際には無人の貨物列車が走り出して惰行する「コースター」という事故は稀に発生するのだろう。本作はこれを「数十両編成」の重列車が「大量の有害物質」を積み、なおかつ「最高出力で力行」してしまい、よりによって人口密集地の大曲線路に向かう、というほとんどあり得ないシチュエーションを設定することによって、映画作品としてのサスペンスを創出したわけだが、そのことはこの際不問にしたい。デンゼルは熟練の機関士を演じるには少し格好良すぎた感もあるが、職人であればとるであろう行動を良く演じているし、クリスを含め主役二人の背景や行動動機にはそれなりのリアリティーがあり、設定のリアリティーの乏しさを補っていた。娘が「フーターズ」のウエイトレスなどという設定も今風で良い。むしろ本作の見所は、ひたすら「止まらない無人重列車」を中心としたカメラワークの秀逸さであると評価したい。空撮を含め上から横から下からそして正面からと、アングルの妙と不気味な重量感とスピードを捉えるカット割は他の追従を許さないレベルである。
田吾作さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-06 17:48:00)
その他情報
作品のレビュー数 132件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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62619.70%
74231.82%
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964.55%
1032.27%
作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 51.08
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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