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探偵はBARにいる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 探偵はBARにいる
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2011-09-10
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,コメディ,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 関東以北最大の歓楽街ススキノをメインロケ地とした映画はこれまでほとんどなかったと思われるが、北海道民からみても期待を裏切らない良作だった。見慣れた冬のススキノの路地を駆け抜ける大泉洋には全く違和感を感じないし、ところどころに出てくる北海道弁もほぼネイティブ。また駅前地下歩行空間やノルベサ観覧車といった札幌の「今」を象徴する舞台も使いつつ、全体の画づくりや小道具・BGMにはあえて昭和の雰囲気をもたせ「探偵物語」のようなテイストに仕上げているのは松田龍平もキャスティングされていることだし、それはそれで良いと思う。その松田龍平も北大の貧乏研究生でありながら空手の師範というユニークなキャラクターを好演していた。ただ大泉洋の三枚目のツッコミキャラはそのままにドタバタアクションは良いとしても、「殺し」というシリアス過ぎるミステリー設定はミスマッチだったようにも思う。特に大泉が拳銃を手に小雪に迫るシーンはやりすぎの感は否めなかった。とはいえ、名優を多数起用し、最後まで見せきる魅力ある作品には仕上がっており、ひいきも加算して及第点としたい。この春に第2弾が公開されるのも楽しみであり、できればシリーズ化して、新しい邦画の歴史に連なる作品に成長してほしいと、やっぱりひいきしちゃいます。
田吾作さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-07 13:00:10)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 73件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
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922.74%
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作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 54.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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