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テルマエ・ロマエ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テルマエ・ロマエ
製作国
上映時間108分
劇場公開日 2012-04-28
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,シリーズもの,歴史もの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作マンガは未読だが、マンガが元なだけに、「内心の声」や場面展開などがマンガ的画作りになっているのは「のだめ」と共通のノリであり、日本人には心地よいリズムだ。古代ローマの登場人物(皇帝など)に「顔の濃い」日本人俳優を配し日本語をしゃべらせるなど、演劇のような表現がユニーク。ルシウス役の阿部寛の大まじめなボケぶりと、要所要所でぶち込まれる小ネタの数々に久しぶりに家族で声をあげて笑えた映画だった。古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップするというだけでも面白そうなプロットが成り立ちそうだが、「風呂」という共通の文化を軸にした設定の妙が前半の軽快な滑稽さに期待どおり生かされている。後半の歴史劇展開での失速加減は他の方の指摘どおりだが、イタリア・チネチッタのオープンセットでの大がかりなロケや大人数の現地エキストラを起用するなど、この辺を安っぽいCG処理でごまかさなかったことは多いに評価できるし、家族や友人と安心して笑って楽しめる日本映画として十分及第点をつけられる。
田吾作さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-11-19 12:11:31)(良:3票)
その他情報
作品のレビュー数 140件
作品の平均点 5.76点
作品の点数分布
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221.43%
364.29%
41812.86%
53525.00%
63927.86%
72115.00%
81611.43%
921.43%
1010.71%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 55.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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