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エンド・オブ・キングダム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エンド・オブ・キングダム
製作国英,米,ブルガリア
上映時間99分
劇場公開日 2016-05-28
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,政治もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「フォールン」シリーズ第2弾。

凄腕の米シークレットサービス、マイク・バニングが舞台をホワイトハウスからロンドン市街に移し、今回も大暴れ。

今回は朝鮮半島のテロ国家に代わり、イスラム圏の武器商人一族を中心としたテロ組織が相手だ。

それにしても、こんな脚本でイギリスは怒らなかったのかと思うくらい、ゆるゆるの警察や諜報組織のため、敵のトンデモなテロ攻撃(6か国の首脳を同時に殺害しようとするなど)を易々と許してしまう展開に、興ざめした。(よく見たら米英共同製作だったみたいだが)
スターウォーズの「オーダー66」じゃないが、味方の中に敵があんなに紛れていたら、さすがのジェダイといえども全滅は免れなかった訳で。
ていうか、中東とかならともかく、G8の先進国の首都で、あれだけの緻密かつ大規模なテロ活動を数年掛けて準備しつつ、情報が全く漏れないなんて万が一にもありえない。

今回も元特殊部隊というバニングの能力が炸裂し、不可能と思える状況から大統領を救うわけだが、二人が生還することは最初から分かっているので、リアリティなど気にしないで、スティーブン・セガールの「沈黙」シリーズを観るが如く、安心しながら無敵アクションを楽しめばよいのかもしれないが。

特にバニングの容赦ない攻撃や、最後のトランブル副大統領による敵アジトの殲滅シークエンスは、「アメリカを敵に回せば最後は必ず後悔するぞ」という、おぞましい「アメリカファースト」主義が見え隠れしており、現在の某大頭領が観たらとっても喜ぶのでは、とか思ったりした次第。
田吾作さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-06-22 14:24:22)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 5.27点
作品の点数分布
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314.55%
4418.18%
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6522.73%
729.09%
814.55%
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作品の標準偏差 1.14
このレビューの偏差値 47.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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