Menu
 > 作品
 > シ行
 > シティ・オブ・ゴッド
 > 田吾作さんのレビュー
シティ・オブ・ゴッド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シティ・オブ・ゴッド
製作国ブラジル,仏
上映時間130分
劇場公開日 2003-06-28
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,実話もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 地球の裏側、ブラジル・リオの「神の街」と言われたスラムが舞台。普段聞き慣れぬポルトガル語が飛び交い、軽快な音楽にのって、主人公のいくつかのエピソードの回想形式で物語は淡々と進んでいく。それは自然に相関しており、最後まで観るものを飽きさせない。実話に基づいているとはいえ恐らく平和ボケの日本人には全くピンと来ないだろう。まだ子供のリトル・ダイスが拳銃で人を撃ちまくり、会心の笑みを浮かべるシーンは悪夢としか言いようがない。人間は生まれ育った環境に大きな影響を受けることは否定しようもないが、「貧困」と「拳銃」が街にはびこった時には、いずこにも起こりうる悲劇であろう。それにつけても「拳銃」は「人間を殺傷するためためだけ」に生まれた悪魔の道具であることが改めて思い起こされ、暗鬱とした気分にさせられた。
田吾作さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-20 12:48:49)
その他情報
作品のレビュー数 260件
作品の平均点 7.92点
作品の点数分布
000.00%
110.38%
210.38%
372.69%
441.54%
572.69%
6218.08%
74216.15%
86324.23%
97930.38%
103513.46%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 50.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
シティ・オブ・ゴッドのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS