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《ネタバレ》 前半はかなり良かった。主人公のビクターは、自分とは全く関係ないことから入国が出来なくなるのだが、その時点で空港の職員や通りかかる人々、誰一人として彼を助けることをしない。それどころか、英語をうまく喋れない彼を、まるで見世物のような扱い。そこがアメリカという国と重なって見えて、なかなか風刺が効いていて面白いと思った。しかし、全体的にコメディ作品としてビクターを描いてしまったため、結局は彼を笑うことしかできないというのは非常に残念だ。そして、物語もアメリアが出てきたあたりからグダグダ。結局恋愛物語に発展し、更には泣かせたいのがミエミエのオチ。とにもかくにもジャンルを一つに絞ってほしかった。前半7点、後半1点で平均4点。
【こばやん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-30 07:11:31)
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