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グッドナイト&グッドラック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グッドナイト&グッドラック
製作国米,仏,英,日
上映時間93分
劇場公開日 2006-04-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画,実話もの
レビュー情報
戦後のハリウッド界とは切っても切れない一大事件である「赤狩り」を描いた作品。そこに説教臭さはなく、マローにリンクするように、911以降の「表現の自由」に関する議論に一石を投じた、実にクルーニーらしい洒落た作品。本作でオスカーを逃したことを悔しがっていたのもよくわかる(クルーニーの演技自体も「シリアナ」より良い。)。「絶対的に公平な報道なんてない。」というマローの言葉は、現代の人々にとっても耳が痛いのではないだろうか。アメリカという国は決して「自由の国」ではないことは、誰でもよくわかっている。しかし、それでもアメリカが魅力的に映るのは、それを覆せるだけの力があること。本作からクルーニーのアメリカ、父が関わっていたマスメディア、ハリウッド、それぞれへの敬意が見えてくる。あと、デヴィッド・ストラザーンも素晴らしかった!
こばやんさん [映画館(字幕)] 9点(2006-05-18 23:43:07)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 5.91点
作品の点数分布
012.13%
100.00%
200.00%
336.38%
448.51%
51123.40%
61021.28%
7817.02%
8817.02%
924.26%
1000.00%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 59.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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