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《ネタバレ》 名古屋では予定上映期間を大幅に繰り上げて打ち切った作品。僕は元々この映画には期待していたが、同時に「売れないだろうなあ」とは思っていたが。
さて、内容は確か、暇にしていた少年兵達が召集され、密閉の貨車に乗せられた時点で一同が「ロシヤ戦線か?」と不安がる所で始まる。そして最後には誰もいないスターリングラート郊外で全部の隊員が戦死する所で終わる。 しかしまず一番印象に残るのは、「全く印象に残らない」主役である。要は戦争という大きな悪の中で、個人のヒーローなど何の役にも立たないことである。できごとはすべて主役のもとを通りすぎるようにして起こる。最後には確か主役じゃない人に主役の人が抱きかかえられて「雪はいいですね・・・全てを打ち消してくれる・・・」という子守唄のようなセリフを聞きながら死んでいく・・・というか・・・消滅していくのです。 主役達のそこはかとないロシヤ蔑視も全く美化されること無く描かれていていいです。 なお、日本で「スターリングラード」という同名で紹介されている映画があるが、あっちの方の題名は変えてほしいです。 【おおしまけんいち】さん 7点(2004-06-18 08:22:08)(良:1票)
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