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《ネタバレ》 ひよわな医学生ジェイが、理想の人間に生まれ変わるべくドラッグに傾注していく。「ジキル博士とハイド氏」のテーマを今の時代に置き換えて表現したまでは良かったものの、どうも暴力とセックスのみに固執してしまうところが情けない。それが理想?まぁ、それを理想とするところにそもそものジェイの人間性の問題点があるわけで、何をしようと人に愛されるどころか他人を傷付ける人間にしかなりえないと言うことですね。だいたいからして、ドラッグなんかに頼らなくても愛してくれるあんなに可愛い彼女がいるってのに。人はいつでも、自分にないものに憧れるんでしょうか?もしかしたら相当に真面目なテーマの作品でしょうけれど、なにせホラー的お約束演出満載なので、少し格を下げてしまったと思えるところが残念。
【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-08 01:00:20)
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