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《ネタバレ》 圧倒的な映像と音響。これもひとつの予定調和って感じでスピーディに展開するストーリー。(ちと急ぎ過ぎ?)
娯楽作品(こういうテーマで娯楽に徹するのも考えものですけど…)として割り切ることが出来れば、満足の1本かも知れません。 ただ、じっくり考えてしまうと何だかなぁ… ストーリーの根幹を成している50年前の少女の予知能力。てか、宇宙人との交信能力。そして、現代の2人の子どもの交信能力。この、「予知」と「交信」を混ぜこぜにしてしまったのが最大の失敗。皆さん御指摘のとおり、未来を「知っている」宇宙人が、50年前にそれをひとりの少女(多分地球規模では何人もの人びと)に口述筆記させたことって意味がないでしょう?地球滅亡の原因が核戦争(そういうテーマは過去数々ありましたけど)だったら、それを教えることで人類に「気づき」のチャンスを与えられるけど、スーパーフレアじゃ土台阻止不能。自力で逃げさせるんだったら、終末を暗示するだけじゃなくて技術を伝播しなきゃ。流石に、その部分を省略してはいないだろうから、やっぱり説得力に欠けるとしか言いようがない。まぁ、途中から宗教観的台詞が何度か出て来て、そのあたりの不備を補完しているのでしょうけれど、そこまで観客の理解を求めるのは厳しいのでは? と言う訳で、ニコラスさん、最近作品に当たりハズレが激しいような、てかハズレが多いような気がします。熱演がもったいないです。そのあたりがあって5点献上は気が引けてしまい、悩んだ末の6点献上。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-21 02:37:13)(良:1票)
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