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ザ・ウォード/監禁病棟 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・ウォード/監禁病棟
製作国
上映時間89分
劇場公開日 2011-09-17
ジャンルホラー,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 昔読んだダニエル・キース氏の書籍を思い出しました。その書籍とは、解離性同一性障害、所謂多重人格についてのものでした。何故多重人格の症状は出現するのか?また、どのように治療していくのか?
本作では、敢えて交代人格のひとりであるクリステンを一人称に据え、彼女や他の交代人格たちが最も恐れる元々の人格・アリスをモンスターとして描くことで、交代人格がひとりずつ消されていくことへの恐怖を表現しています。その辺りの主客転倒ぶりが面白いですね。交代人格にとって邪魔なのは元々の人格のアリス。交代人格たちは協力し合ってアリスという邪魔な人格を消してしまうのだが、アリスは主たる人格として更なる力を得て、交代人格たちを排除していく。テーマは使い古されているようでいて同時に新鮮でもあり、要所要所を真面目にきっちりと作り込んであるので、矛盾点を矛盾点ともしない流石の作り込みです。無駄な修飾を取り払ったシンプルな表現に好感度大でした。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-20 00:17:03)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 5.41点
作品の点数分布
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3310.34%
4620.69%
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6517.24%
7827.59%
813.45%
900.00%
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作品の標準偏差 1.43
このレビューの偏差値 57.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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