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《ネタバレ》 (地元自治体の平和事業での上映会にて観賞)
原作未読。皆さんのレビューからして結構アレンジされてるようですので、あくまで本作についての感想です。 戦争の悲惨さが随所に込められていながら、悲しみを前面に押し出すことを極力抑えた演出が、逆にリアリティーとなって伝わってくる作品ですね。誰が死のうと、自分の身に何が起きようと、そのことに捕らわれることなく生きていかねばならなかった時代。かといって決して死に対して無感覚ではなかった時代。現代よりもずっと、日本人が命を慈しんでいた時代。今の日本のあり方に警鐘を鳴らすようなメッセージ性のある作品ではなく、戦中戦後の日常性の対比から、平和の大切さを教えてくれる作品でした。 上映会には子どもたちの姿が多かったけれど、低学年以下には難しかったかな? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-13 10:03:49)(良:1票)
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