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お嬢さん(2016) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 お嬢さん(2016)
製作国
上映時間145分
劇場公開日 2017-03-03
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 第一部と第二部で一人称を替えることで、ひとつの作品の中にスピンオフが入り込んでいるような構成。そして、その転換によって早々にどんでん返しを持ち込み、この物語はこの後どうひっくり返るのか?まだまだ気が抜けない!と期待させてくれる作品でした。
物語を大きく動かしていくダブルヒロインの同性愛的関係性は原作同様ですが、その場面を独特の色彩で美しく、かつ、躊躇うことなく過激に表現しているところや、舞台を戦前の朝鮮半島に替え、朝鮮語と日本語(「敢えて」かも知れませんが相当不自然で聴き取りにくいのが難点)を巧みに使い分けた演出(朝鮮語のセリフなのに放送禁止用語だけ何故か日本語?)、更には原作を大きくアレンジした第3部の展開とエンディング、そして性描写や拷問シーンも全体を通してさり気なく散りばめられたコミカルな演出で、映し出されている程には過激さを感じないところ等々、流石パク・チャヌク監督!といった出来栄えです。
とは言え、エロティックシーンが独り歩きして、サスペンススリラー作品なのか官能映画なのか不明瞭になりかねないような気もして、そのあたりをもう少し抑えて、更なるどんでん返しを用意しても良いのでは?との思いが残り7点献上です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-22 00:26:08)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 7.07点
作品の点数分布
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416.67%
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6320.00%
7213.33%
8746.67%
916.67%
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作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 49.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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