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《ネタバレ》 感動的なゾンビ映画、という評判通り、エンディングには胸に迫るものがありました。
感染した妻に噛まれ自らも残り48時間の命となってしまった父親。しかし、妻が最期の力を振り絞って遺した「娘を守って」というメッセージに命ある限り応えようとする彼。時として愛娘を必死で守り抜こうとする力強い父であり、時として自らの運命に狼狽し生きることを諦めかける一人の男であり…主演のマーティン・フリーマンさんの静かな演技が光りますね。アボリジニの少女トゥミ役、シモーヌ・ランダースさんの素朴な演技も素晴らしい。 基本設定は数多あるゾンビ作品と概ね共通してはいるものの、バッタバッタとゾンビを駆逐するという定番的演出は抑えめにしてヒューマンドラマとしての側面を際立たせた作品。ここでは短編の元ネタとの比較は最小限にしたいと思いますが、アチラが短編ならではの衝撃的とも言える展開であることに対し、アレンジを変えエピソードを加えたコチラには短編とは一味違う新たな衝撃があることは間違いないと思います。素直に感動して8点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2025-03-30 23:47:06)《更新》
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