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パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)
製作国
上映時間91分
劇場公開日 2019-02-22
ジャンルアクション,サスペンス,コメディ,犯罪もの,ミステリー,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 これはツボでした。一気に惹き込まれてしまった。少し前に観た「ソーセージパーティ」にも通じる面白さ。てか、アチラの方が少々激しいですが、似て非なる下品さエロさグロさ。一見セサミストリート的に見えなくもないのですが、お子様には決して見せないでください的なパペット劇です。

ストーリーとしてはキチンとしたミステリー・サスペンスですね。でも、そもそもが人間とパペットが共存しているもんだからマジには見えにくくなっている感じ。決して奇抜だとかユニークだとかではないまでも、結構正統派なストーリーです。

ただ、兎にも角にもお下品。なんせパペットだから(だからってのも変ですが)何でもあり。主人公が依頼人とイイ感じになっちゃって事務所で大発射するシーンなんて大笑いしつつも絶対実写はNGだと思い知らされ、依頼人が「氷の微笑」をパロってるシーンも本邦ではモザイク必至。でも、このシーンが重要なんです。露骨なパロディに唖然としつつも「え?もしや?」と思わせてくれる絶妙なエピソードになってました。

そして、観終えてよくよく考えればとんでもない悲劇だったりもします。真犯人の生い立ちと事件の動機が悲し過ぎますね。ただ、それでさえもパペットだから堪忍ね?とばかりにサラっと流されてしまいます。

何にも考えずに笑っても良し、じっくり考えてアメリカ社会を憂うのも良し、一粒でいろいろ味わえる佳作でした。NG集ならぬ種明かし集的なエンドロールも良かったです。原語でネイティブに理解出来ればもっと楽しめたかも。

あ、邦題はネタバレじゃん!本編観てからじゃないと解らないにせよ、これはどうなんだろ?振り返ってタイトルでまた笑わせてくれる意図だとか?
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2025-05-04 10:04:22)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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