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《ネタバレ》 冒頭、過去の忌まわしい歴史が語られる。そして怨念に溢れた木材から製作されるベッド。
ここまで観ていた段階では、まさかタイムパラドックス的な要素を含んだ作品とは思えず、サブスクサイトの違う作品にアクセスしてしまったかと思いました。 (ここから激しくネタバレです) が、ここから一気に現代に。秘密クラブの一室に件のベッドは設置してあり、既に犠牲者まで出ていたという設定。更には呪いのベッドと言えども使用した人間を無差別に死に至らしめるのではなく、過去に罪のある人間のみ殺すと言うある意味勧善懲悪的な呪い。更に更に、二人の関係者が2時間の時を超えて交信して運命を変えてしまうと言うSFチックな展開。更に更に更に、酔いどれた担当刑事が暗い過去を変えたいがあまりに強引に自らの運命を変えてしまうヒューマンドラマ的展開。そして、ラストは件のベッドが新たな主のもとへ旅立っていくという続編ありですか?的展開。 コンパクトな尺の中に何と贅沢に盛り込んだものか。けれども大きく破綻することなく物語は進みます。そのあたりは脚本の妙と言うべきかも知れません。 監督さんは元々は撮影畑の方のようですね。ビジュアル的には細かな部分に拘りが感じられました。もう一度観たならばいろいろと気付く点もありそうです。 ちょっと?な点も少なからずありますが、予想以上に満足できた具沢山ホラーに8点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-10-24 09:58:00)
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