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《ネタバレ》 原作未読です。本作品のみについての感想ということで。
W主演の二人の存在感・安定感が素晴らしく、ややもすると妙にヒューマンドラマ然とした雰囲気になりそうな物語が、極めて自然でどこにでもありそうにさえ思える印象に仕上がっていますね。 冒頭の法事帰りの雪の台詞とか聞いていると、もしかしたら余命を意識した老婦人が孫のような女子高生と友情を育み幸せに去って行く、みたいな展開とか、コミケやサイン会にすれ違いで行く二人の身に何か事故が起こってしまったり、みたいな展開とか、アルアル的なベタな流れを予感してしまいハラハラしまっくっていましたが全てが杞憂。こういう安心感のある作品って意外とないような? よくよく考えれば結構突拍子もない設定ながら、この安心感に包まれた作品世界は非常に心地良いものでした。常日頃から殺伐とした作品ばかり観ている自分にとっては、一服どころか百服ぐらいの清涼感と幸福感に溢れた作品に高評価です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-05-17 09:53:57)
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