Menu
 > 作品
 > ノ行
 > ノー・ウェイ・アウト
 > タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
ノー・ウェイ・アウト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ノー・ウェイ・アウト
製作国
上映時間87分
ジャンルホラー,サスペンス,小説の映画化,オカルト映画,配信もの
レビュー情報
《ネタバレ》 前半から中盤にかけては、不法移民?密入国者?の貧しさ、逃れようのない苦しさがジワジワと画面から溢れてきて息苦しいような絶望感が伝わって来ました。終盤にならないとヒロインがメキシコでどんな辛い暮らしをして来たかが解らないのが少々残念。少しだけ頭出ししておいてくれればヒロインに感情移入しやすかったかも。

そして、このまま社会派風味のホラーの線で行くのかなと思いきや、冒頭の遺跡発掘シーンが繋がって来てオカルト風味に。あの「箱」の虜となった親子二代。更には何とか戦い抜いたかに思えたヒロインも結局は逃れられなかった、取り込まれてしまったということですね。折れていた足が突然治り、身体中に力が漲り、心も安らいで行く。それはある意味、彼女が求めていたものだったのかも知れません。バッドエンドなのかどうなのか?やっぱりバッドエンドなのでしょうね。

ありがちなシチュエーション、そしてプロットと言えるかも知れませんが、出演者の真に迫った演技と思いっきり不気味な演出、そして最後に登場する怪物なのか悪魔なのかそれとも人間の欲望の具現化なのか、いろいろ解釈出来そうなクリーチャーの気持ち悪さが相まって、短めの尺ながら見応えのある作品でした。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-02 16:53:07)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.00
ノー・ウェイ・アウトのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS