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キラー・マネキン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キラー・マネキン
製作国カナダ
上映時間83分
ジャンルホラー
レビュー情報
《ネタバレ》 邦題からも明らかなように?これぞB級ホラーといった趣たっぷりの作品ですね。この邦題を見て一級品のホラーを期待する方はまずいらっしゃらないのではないかと。(ネタバレな原題もどうかとは思いますが)

ちなみにallcinemaで「キラー」を検索するとエライ数の作品が出てきます。そのうち「キラー・○○」という邦題を数えたら85まで数えて飽きました(汗) で、そのうち原題が「KILLER ○○」なのは多分25作品ぐらい(邦題と完全一致を含む)に留まりますので、やっぱりB級ホラー配給にあたっての邦題の定番ネーミングと言っても良いような…。

で、はなっから鉄板B級ホラーという前提で観始めるとこれがなかなかの面白さ。常に同じ姿勢(きをつけ状態)のマネキンがどうやって人を襲うのか?どうやって瞬間移動するのか?だいたいからして、そもそもどういう曰く因縁があるマネキンなのか?潔いまでに全く説明なしの作品。それでも結構見入ってしまうのは、ある意味完成度が高いと言えるのかも知れません。

それにしても不気味な顔立ちのマネキン。デパートとかで売り場に立ってたら幼き少年少女は泣き出すだろうしトラウマ必至の顔相です。ニッコリ笑って人を殺める連続殺人鬼のイメージ?人に見られると動けなくなるというダルマさんが転んだ的な弱点は笑えます。そうか、本作はどのシーンでも殆ど通行人や通過するクルマが見られない。エキストラ代節約なのかと思ってましたが、目撃者がいると動けない(殺せない)からという点に整合しているのですね。でも、だったら何でクラブで大量殺戮?あぁそうか、停電してたからか。納得。ラストはミラーマジックで捕獲&ミラーマジックで逃走というアイディア。そこは結構気に入りましたが、待てよ?マネキンの視線でも動けないのならミラー使わないでも縫いぐるみでも吊るしとけばいいんじゃね?と言ったら野暮でしょうか。ま、続編製作意欲満々といったところですかね?

マネキン以外にもツッコミどころ満載(いきなり死亡事故を起こした血塗れのクルマでヒロインが帰宅するとか)ながら、バカバカしくて思いのほか楽しめたので甘めの評価と致します。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-03-12 09:40:30)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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