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《ネタバレ》 タイトルから始まって全編通じてスタイリッシュなタッチのアニメですね。理由は知らないのですが使用言語は英語。基本、日本語字幕というのはあまり見かけないような?
物語的にはオーソドックスな近未来SF。少子化とかで働き手が減る→ロボットが代わりに労働力に→人間がロボットに仕事を奪われる→ロボットに対する反感が増す→ロボットが駆逐される。そんな流れですね。本作の場合は、代用労働力としてのロボットを開発したのが子どもを産めない体質の女性であり、母親の気持ちで育て上げたロボットたちが無残に殺されていくことで廃棄責任者に恨みを募らせたものの、いざ復讐という段階で冷酷無比と思っていた相手が普通に働いている人間だったことを知って心が折れてしまう、いうところがポイントですね。 ビジュアルに惹かれたこともあって興味深く観賞出来ました。ただ、廃棄責任者を「陳腐」と断じる理由が今一つ見えて来ないです。「普通の」じゃなくて「陳腐な」としていることで、見下してるイメージになっているような?開発者の複雑な事情と心情からして、自らの子どものようなロボットを廃棄する男を蔑んでいるということでしょうか?個人的には、敢えて「陳腐」としない方が良かったように思えるところです。強過ぎるかも。 冒頭のカットは生き残っていたロボットが当局に射殺されるところなのでしょう。開発者と生き残った少女型の男性的ロボットが成長している姿?では一緒にいる女性は誰?そこから始まる回顧録は誰の記憶?すいません、理解力不足なのか解らず仕舞いでした。タイトルに?という点も含めての減点理由です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 4点(2025-06-13 13:18:59)
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