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《ネタバレ》 うーん、これでいいのかな~。確かに、台詞もそんなに多くない話で、それでいて、屈折して行く心情を表情や動作で表すというのは、言葉に出さない分凄く難しいだろうが、それを、宮崎あおいは凄くうまく演技していると思う。しかし、内容というか、一つの出来事に対して、粗末に扱いすぎているような気がする。主人公そして主人公に携わる周りの人に起こる数々の不幸が起こっては次の不幸と、ひたすら不幸を描写しているだけに感じた。その一つ一つのできごとに対する、登場人物達の絶望感、または今後の人生に対する希望でもそのへんをもっと表現してほしかった。まあ、ひたすら不幸を表現することが害虫という題名にあっているのかもしれないが。。せめて、そうなる前、(例えば母親が自殺未遂する前)など、通常の主人公の状況も見たかった。そのほうが、いろんな不幸に対して、どう変わったのかがもっとはっきりわかると思うし。とにかく、あまり、好きな映画ではないです。
【シュシュ】さん 4点(2004-09-25 12:15:47)
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