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《ネタバレ》 初代Macintosh(つまり128K)、NeXTCube、初代iMacそれぞれの発表イベントの舞台裏に、色んなエピソードを詰め込んでジョブズという人間を描き出しているのはうまいというしかない。ウォズ、スカリー、アンディ・ハーツフェルド、記事の引用だけだけどガイ・カワサキなど、周辺の人物との様々な因縁がちゃんと表現されてて。個人的には、ビル・アトキンソンも加えてほしかったけどね。ディラン、ジョニ・ミッチェルの歌詞(時代は変わる、青春の光と影)をうまく埋め込んだシナリオも見事です。愛娘リサとのエピソードは概略しか知らなかっただけに、それを基軸として3つのシーンをつないだのはなかなかでした。と、ほぼ絶賛、極私的には9点なんですが、Apple社の背景やディランたちの歌詞の内容知らない人にとっては「なんのことやら」。つまりiPod、iPhone、iPadからApple製品を使い出した最近のユーザーにはちんぷんかんぷんだと思う。観客を選ぶ作品だね。最後に“Apple Ⅱ”じゃなくて“Apple ][”、ローマ数字ではなく、括弧をひっくり返して“2”を表現してるのね、DVD化のさいは字幕修正してください。
【shintax】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-02-15 07:48:36)
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