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フェア・ゲーム(2010) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フェア・ゲーム(2010)
製作国
上映時間108分
劇場公開日 2011-10-29
ジャンルドラマ,サスペンス,政治もの,実話もの
レビュー情報
友人達とのホーム・パーティシーンで白熱する政治論議。
マスメディアのサダム・フセイン悪玉論を得意げに受け売りする友人を、ショーン・ペンが一喝する。そのフセイン像は自身が実際に見聞した真実の姿なのか、と。
例えば、実際の現場を直接見てもおらずに『ユナイテッド93』の顛末を(「大本営発表」を以って)既に「知っている」つもりの少なくない観客にとっては耳が痛い台詞だろう。

CIAエージェントとしての身分を暴露され絶望するナオミ・ワッツを説得するシーンと共に、俳優ショーン・ペン本人の義憤が直裁に伝わってくるような響きの台詞であり、メソッド演技である。

パパラッチとの確執。国家と個人。いずれもショーン・ペン的なモチーフであり、役者の個性と、実録としての強みとの相乗効果がまず何よりも映画の推進力だ。

劇中のホワイトハウスは曇天にくすんでいる。

今後いくつの「イラク後遺症映画」が作られていくことになるのか。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-10 21:13:23)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
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416.67%
5213.33%
6640.00%
7426.67%
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作品の標準偏差 1.06
このレビューの偏差値 47.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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