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009 RE:CYBORG のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 009 RE:CYBORG
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2012-10-27
ジャンルアクション,SF,アニメ,シリーズもの,TVの映画化,漫画の映画化,3D映画
レビュー情報
CGを介してアニメに近づいていく実写映画と、同様に実写に近づいていくアニメ。

本作における人物やメカニックの動作も照明と陰影のかけ方も、
いわゆるリアリズムが志向されており、アニメ的なデフォルメされたアクションや
構図は時折に差し挟まれるといった感が強く、
正直のところ(CG)アニメーションであることの必然性や戦略は見えづらい。

ビル爆破、核爆発、サイボーグの特殊能力といったCGスペクタクルも、
現在なら十分に実写画面に加工することが可能なわけで、
そこをあえてセルアニメーション風でやるからには、アニメならではの特性がもっと欲しい。

そして、作中の核爆発などが単に小奇麗な光とスピード感による
スペクタキュラ―な見世物でしかないのはかなり気になる。
人間不在のカタストロフィでは何の感慨も起きようがない。

平和やら善やらを語りながら、そこに焼かれる人間の痛みも悲惨も
まったく描けていないのは、CGアニメという手段の問題ではなく
視点と想像力の問題である。

記憶の操作に関するあからさまな説明台詞など、脚本も無駄が多い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 3点(2012-11-05 00:38:49)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 4.34点
作品の点数分布
000.00%
139.38%
213.12%
3721.88%
4721.88%
5515.62%
6515.62%
726.25%
826.25%
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作品の標準偏差 1.85
このレビューの偏差値 46.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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